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501:台湾のD51を追って

2012/08/12 (Sun) 23:30
 以前にもこのブログで採り上げた台湾のDT668(日本時代のD51)ですが、その後もイベント列車に登場するのはCK124ばかりでどうなったのかと思っていたところ、毎年恒例の「南投火車好多節」でいよいよ運転されることになりました。
 これは台湾鐵路管理局(台鐵)ではなく、南投県政府が地元を走る集集線の濁水~車呈(本当は呈の左に土へんが付きます)間を使用して行うイベント(二水~濁水間は隣の彰化県に属する)で、7月15~8月12日の毎週土・日曜日(7月21日を除く)にSL列車が運転されます。そこにDT668が使用されるというので、台風10号襲来にもめげずに台湾へ行ってきました。

 集集線へ向かう前に、朝7時にSLのねぐらである彰化機関庫へ行くと、DT668がヘッドライトを点けて待機していました。台風10号の影響で集集線も被害を受け、末端の水里~車呈間が不通になっていると聞いたのですが、イベント自体は行われるようで一安心です。
 ここに台鐵の動態保存機が3台とも集まっています。左のCK101は相変わらず出番なし、中央のCK124はこの時期、旧山線の観光列車に使用されますが、7月28・29日にはDT668に代わって集集線のイベント列車に使用されました。
彰化扇形車庫(2012.8.4)

 いよいよ出庫です。DT668は台湾で「国王」という愛称がついたそうですが、CK124を見慣れた目にはテンダ式機関車は巨大で、しかも走行音が静かに思えます。
 朝7時というのに、既に車庫には10人近い鉄道迷(ファン)が集まっていました。
彰化扇形車庫(2012.8.4)

 出庫した「国王」が客車に連結されている間に、先発の電車で集集線の始発駅である二水へ先回りします。ここで、車で来ていた友人HAYASHIさんに拾ってもらい、駅手前の踏切で回送列車を撮影しました。
田中~二水間(2012.8.4)

 補機は旧塗装に復元されたR40です。ここまで塗装が揃うと、こちらが先頭で運転されても趣味的には十分楽しめます。
二水(2012.8.4)

 台湾はこの直前に台風9号の直撃を受けて各地で甚大な被害があり、その煽りで私も台湾行きの飛行機が運休になり(しかもLCCのジェットスター航空だったので代替便は飛ばず運賃返金のみ)、急遽他のフライトを探すなど、ここに来るまでには紆余曲折があったのですが、集集線沿線も各地に爪痕が残っていました。
 一番ひどかったのがこの場所で、日本ならバリケードで厳重に通行止めにされるところ、カラーコーンを立てただけなのでほとんどの車は無視して通っていきます。車なので通れたものの、台湾に多いバイクで追っかけをする鉄道迷たちは無事に通れたのか、少し気になりました。  
(2012.8.4)

 今回のイベントは南投県政府主催なので、客扱いは南投県に属する濁水~車呈間だけなのですが、集集線の撮影地で引きがあるのは二水~濁水間(隣の彰化県エリアになる)にしかなく、撮影のメインになるのが回送列車となります。最近の台鐵もファン慣れしたのか、SLの場合、撮影名所では煙を上げてくれることが多くなりました。
源泉~濁水間(2012.8.5)

 イベント列車は事前にウェブサイト等で申し込んでおき(運賃は無料)、濁水~集集または集集~水里・車呈間のどちらかに乗車できるというもので、DT668も始発の濁水駅では案の定、観光客に取り囲まれていました。 
濁水(2012.8.5)

これがヘッドマークで、DT668とR40の両方に取り付けられていますが、大きすぎるのとマンガチックで派手すぎるため、鉄道迷からは非常に評判が悪く、「せめて回送列車の間は取り外してくれ」との声を度々聞きました。
 DT668の場合、このマークのせいで正面煙室扉のハンドルが隠れてしまい、間の抜けた感じのする顔になってしまったのが最大の欠点だと思います。せめてもう一回り小さければいいのですが…。
(2012.8.4)

 イベントのメイン会場となる濁水駅前では倉庫を利用して鉄道模型が展示されていました。ほとんどが蒸気機関車の物でしたが、その中にどういうわけか銚子電鉄のデキ3が交ざっていました。
(2012.8.4)

 集集線沿線を再現したジオラマ。この画像は水里~車呈間を撮影したもので、デフォルメされていますが駅舎等細かいところはよく再現されていてつい見入ってしまいました。
(2012.8.4)

 この集集線ジオラマ、大型トラックの荷台をまるごと使って置かれており、移動可能になっていますが、このイベントが終わった後はどうするのか気になります。
(2012.8.4)

 さて、列車自体は濁水駅から客扱いを開始し、水里駅へ向かって快走します。残念なことに濁水から先の区間ではこのように正面がちにしか撮影できませんが、観光名所の「緑色隧道」では鉄道ファン以外にも大勢の人々がカメラを構えており、注目のほどがうかがえます。しかし台湾では、スナップ写真を撮る程度にしかカメラを使わなさそうなのに一眼レフを持っている人が多いのが不思議に思えます。 
龍泉~集集間(2012.8.4)

 集集で乗客を入れ替えるため2分停車するのですが、先ほどの濁水駅での取り囲まれ方を見ていると2分で発車できるわけがなく、車なので楽に追い越せます。前に行った内湾線と同じく、この運転時間中は集集線でも2列車が運休(バス代行)となり、いくら観光誘致のためとはいえひどい話だと思っていましたが、集集線はほぼ全線にわたって道路が並走しており、地元の人々も1日9本しかない列車よりはマイカー利用が多いようで、恐らく支障をきたすことはあまりなかったのではないかと思います。
 水里からの折り返しは転車台がないため、R40が先頭となって戻ってきます。客車とも塗装が揃っているので、これはこれで被写体としては悪くありません。後はヘッドマークさえ見映えのいいものだったら…。
水里~集集間(2012.8.4)
 
 これで午前の部が終わり、午後の部までの間、列車は濁水駅の側線に入って(この間に定期列車がある)留置・点検されます。ただ、側線にそのまま留置すると駅舎への構内踏切をふさいでしまうため、R40は切り離されていました。
濁水(2012.8.4)

 彰化機関庫から添乗してきたスタッフの方々が油差しや各部位の点検整備を行っている間、観光客はどんどん線路に入り込んで記念撮影等に講じています。整備は時間をかけて細かく行われていると思ったら、地元のテレビ局が取材に来ており、その撮影も兼ねていたのでした。
濁水(2012.8.4)

 午後の部は濁水~集集~車呈間の運転予定でしたが、冒頭にも書いたとおり台風の被害を受けて水里~車呈間が不通(駅の貼り紙によると、15日に復旧予定だそうです)のため、これも水里までの運転となりました。
集集~水里間(2012.8.5)

 午後の部が終了後、列車は車庫や給水設備のある二水まで回送されます。土曜日の場合、翌日まで二水で留置され、日曜日はそのまま彰化まで戻っていきます。二水へ向かう回送列車を集集線では「緑色隧道」に次ぐ有名撮影スポットの龍頭山バックで撮影しました。私はこの場所がお気に入りなのですが、蒸気機関車が入線する際は常に車呈向けに連結されるため、この場所では補機を先頭にしか撮影できないのが残念です。
濁水~源泉間(2012.8.4)

 今回は土日とも現地にいましたが、日曜日の運転終了後にある彰化への回送は諸事情あって社頭駅で撮影することにしました。事前に聞いていたダイヤではここで7分間停車し、「自強号」を待避するはずなのですが、台鐵ではよくあるダイヤ乱れのためか、10分遅れてきて(その間に「自強号」は通り過ぎていった)待避どころか停車もせずに通過していきました。
社頭(2012.8.5)

 社頭で撮影した理由は、前にもこのブログでご紹介した名店「福井食堂」へ行っていたからです。7か月ぶりの訪問でしたが、相変わらずオーナーの阿強先生は大変親切で、料理もおいしく、今回同行して頂いた友人Sさんも大感激でした。私たちは夕方の営業開始直前に行ったのですが、Sさんには地元でも評判のおいしい店でこれから夕食で混雑しますよと説明していましたが、座席はいうほど埋まりません。入ってくるお客は多いのに、と思っていると、ほとんどが予約していたテイクアウトの弁当を引き取りに来た客で、自宅で食べているのでした。
(2012.8.4)

 前回は撮影し忘れた料理の写真です。ここの名物は鰻の蒲焼(右上)と、鶏のモモ肉のフライ(鶏腿)で、これが絶品で忘れられない味です。また、白飯も米どころの台湾中南部だけあっておいしく、ついお代わりしてしまいました。鰻は台湾でも高騰しており、阿強先生によると「仕入れ値が上がって大変…」とのことでしたが、それでも値上げせずに提供しているのは、看板メニューの意地でしょうか。
(2012.8.4)

 食後は自然の流れで2・3階の「福井鐵道文物館」を見学させてもらいました。前に来たときよりもパワーアップしており、初訪問のSさんだけでなく私も唖然とさせられました。前回のエントリーにも書きましたが、阿強先生に改めて聞くと、コレクションはオークションで入手した物が多いそうです。私がお土産のつもりでささやかな鉄道グッズを渡すと、早速展示品に加えられました。
(2012.8.4)
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