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473:マニラ列車道楽③"Metro Commuter "に乗る

2012/04/26 (Thu) 23:57
 マニラに来たからには、撮影だけではなく「乗り鉄」もしようということで、Tutuban~Alabang間で運転されている"Metro Commuter"(以下"Commuter")に乗ってみることにしました。
 "Commuter"はTutuban~Alabang間を約1時間で走り、運賃は全線20ペソ(約40円)と破格の安さです。
 車内の路線図には、Tutuban~Caloocan間でも運行されているように書かれていますが、この区間は1991年のピナトゥボ火山噴火で壊滅的被害を受け、実質廃線になっている北方線の一部にあたり、線路が撤去されているので列車の運行はしたくてもできなくなっています。このためにCaloocanの鉄道工場への車両の出し入れができなくなり、トレーラーで運ぶというおまけも付きましたが、現在、運転再開に向けて整備されているそうです。
Tutuban(2012.4.15)

 "Commuter"に使用されているのは韓国Rotem社製のディーゼルカーで、3両固定編成が6本います。日本人としては日本製を導入してほしかったところですが、前日に壮絶極まりない12系客車を見た後では、冷房が利いて明るく清潔な車内は天国のようです。バスやジプニーと違って渋滞の心配がない鉄道の利用者は、車両取替と大幅な増発(朝夕30分、日中1時間ヘッドで、土日は終日1時間ヘッド)の効果もあり、どの列車も非常に混んでいます。
 この画像はTutuban駅で発車前に撮影したもので、途中駅からも相当な乗車がありました。
(2012.4.15)

 Alabang駅に到着した列車です。"Commuter"は終点ですが、路線としてはPNR南方線(Tutubang~Legazpi間)の中間駅の一つなので、ホーム1本だけの簡素な駅です。印象としては、水島臨海鉄道の三菱自工前駅のような感じです。
 途中の写真がないのは車内が大混雑でカメラを取り出せなかったのと、車窓風景は金網越しになるのでほとんど見られなかったこと、そして朝から動き回っていて強烈な眠気に襲われたためで、ついうつらうつらして「ここではまずいだろう」と慌てて姿勢を正す始末でした。
Alabang(2012.4.15)

 Akabangでは折り返しの停車時間が5分ほどしかなく、皆座りたいので、車内の人々が降りきれないうちに乗り込んでいきます。それが混雑に更に拍車をかけているのですが、まじめに整列乗車などしようものなら、多分列車にはいつまでも乗れなくなるであろうことはジャカルタとも一緒です。
Alabang(2012.4.15)

 Alanbang駅の出入口です。ちょうど列車が到着したところで、大勢降りてきますが、乗るためにもこの階段を上らないといけないので結構大変です。"Commuter"の運転区間は高床ホームが整備されており、無人駅に見える駅でも係員と警備員が必ずいて、きっぷの発売と手荷物検査を必ず行っています。この駅では右に見える小屋が出札口で、ホーム上に改札兼手荷物検査の警備員がいます。
Alabang(2012.4.15)

 列車が発車していった後のAlabang駅です。各駅とも、ホームが日本よりも相当高く、線路からホームによじ登るのは(そんなことはしませんが)大変そうです。どうも、無賃乗車予防のためにわざと高くしているような気がします。
Alabang(2012.4.15)

 ホームから南方を眺めると、先に続く線路がすごいことになっていました。日本の感覚ではこの先、廃線になったとしか思えませんが、これでも現役の本線、しかも幹線です。12系も14系もキハ52系も、ここを通っていくとはすぐには信じられませんでした。
 この周辺では以前は、列車の合間に線路を利用して客を乗せるトロッコ(もちろんPNRの許可を得たものではない)が多くいたそうで、私たちも「トロッコがいたら乗ってみよう」と話していたのですが、周囲を見渡してもそれらしきものが見えませんでした。"Commuter"の増発でトロッコが危険になったこと、線路沿いのスラムを立ち退かせたことから、トロッコの業者と乗客の両方が激減したのが原因だそうです。
Alabang(2012.4.15)

 Alabangを出発していくDC。木立の奥に駅があるのが見えますが、ここが本来のAlabang駅だったところで、2010年4月にショッピングモールの横にあたる現在地へ移転したものです。200mほど移っただけですが、Alabangの街自体は旧駅周辺に広がっているので、ショッピングモールに行かない人には不便になったのではと思います。
 ただ、新駅はホームが高いため、対応できていない"Bicol Express"や12系、キハ52系は今でも旧駅に停車しているそうで、現状ではAlabangは2か所に駅があることになります。
Alabang(2012.4.15)

 "Commuter"の増発に合わせて施設や軌道の改良も行われており、ほとんどの駅ではホームの高床化が完了していますが、一部で完了していない駅では、このようにステップを置いて対応しています。
EDSA(2012.4.15)

 また、ネットや書籍によく出てくる土に埋もれたり、雨が降ると水没するような線路は、Tutuban~Alabang間では全て改良され、姿を消しました。マニラ付近はせっかく複線になっているものの、車両が少ないため増発ができず、活かせていないのですが、203系が竣工してくるとまた大幅な増発があるのではと思います。
Pasay road~Edsa間(2012.4.15)

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