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443:台湾火車道楽⑥慶祝烏樹林糖廠観光列車10周年

2012/01/18 (Wed) 00:38
 蒜頭糖廠訪問の翌日、友人犀牛王さんと一緒に虎尾糖廠へ向かいました。
 ここは台湾で現在唯一、トロッコでサトウキビを運搬している工場で、今年も11~3月の間、午前中を中心に3~5本程度の列車が運転されています。
 この日(12月31日)は天気が悪く、初めて行く場所でもないので、今回は高鐵との交差部分で高鐵700T系とサトウキビ列車の顔合わせをメインに狙いましたがことごとくタイミングが合わず、3年連続で失敗してしまいました…。
虎尾糖廠(2011.12.31)

 不完全燃焼で虎尾を後にし、再びGP7500さん達と合流して烏樹林糖廠へ向かいます。ここは観光用トロッコ列車の中では最も有名なところで、機関車もスタンバイ中でした。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 上の画像で右側に写っている954号は「金馬牌」というアメリカ製DLで、烏樹林に4両だけが納入された非常に貴重な車両です。正面に金色の馬のレリーフが付いていますが、これは観光列車として使用されるようになってから付けられたもので、最初からあったわけではありません。
 今日はこれが出動します。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 上の画像で付いていたヘッドマークは、台湾側の参加者の方が作成されたもので、今年(2011年)は烏樹林糖廠で観光トロッコ列車が運転を開始して10周年にあたります。私はこれを見て初めて知ったのですが、今日は皆で10周年を祝おうという集まりだったのでした。
 それにしても、台湾の人はこういうマークやグッズなどの記念品をデザインさせると、本当にセンスがいいといつも思います。このマークも「自宅のプリンターで印刷してボール紙に貼り付けたのをカッターで切り抜いた」そうで、DLには紐でくくりつけてあります。日本なら安全云々でなかなか自作ヘッドマークの取り付けが許可されませんが、トロッコとはいえOKしてくれる台湾の大らかさが嬉しくなります。 
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 烏樹林では2003年からSLの復活運転も行われています。そのSL370号は、この日は運転がなく、車庫で昼寝していました。少し残念なのは、370号は動力が石炭ではなく重油焚きなことで、走り出すとSLのブラストよりもバッテリー発電機の音の方がよく響きます。渓湖糖廠でもSL346号が運転されていますが、こちらが石炭焚きなだけに実に惜しいです。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 「金馬牌」が客車を連結して烏樹林駅に入線してきます。客車といっても、この2両は本来はディーゼルカーで、各地の糖廠で旅客輸送(以前は各地で行われていました)に使用された後、烏樹林に引き取られ、整備されました。手前の「勝利号」(1949年日立製)は自走可能です。2両目の「成功号」も各地を転々とした後、スクラップ状態になっていたのを昨年(2011年)4月に烏樹林糖廠が引取り整備したもので、今回は車体は綺麗になったものの自走はできず、こちらは本当に客車代用となっています。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 烏樹林糖廠は鉄道関係の展示に力を入れており、各地の工場から集められた巡道車や保線用車両など個性的な顔ぶれが構内に留置され、解説板も整備されていました。これらのほとんどが可動状態(動く機会は少ないですが)なのには驚きます。構内の外れには阿里山鉄道の客車まで置かれていますが、朽ち初めているのが気になりました。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 発車が15時20分なので、それまで思い思いに撮影する日台双方の鉄道ファン。言葉が通じなくても、鉄道の話題であればボディランゲージで何とかなってしまうのが恐ろしいです(笑)
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 発車前に、烏樹林駅の林駅長(鉄道が現役だった当時からの駅長)や運転士さんやスタッフの方々と記念撮影。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 私たちで貸切状態になった「成功号」の車内です。整備されたばかりとあって、非常に綺麗です。ここでもガイドさんが乗り込んで車両の由来や車窓から見える草木の説明などをしてくれますが、当然全て中国語です。
 「成功号」と「勝利号」の連結運転は、ちょうどこの日までだったそうで、しかも乗っている列車が最終便と、きわどいところで間に合いました。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 終点の新頂卑(正しくは土へんに卑です)駅で折り返し途中に機回しをする「金馬牌」。 
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 「勝利号」と「成功号」(手前)だけの2連もなかなか絵になります。この2両は同じ車体だと思われがちですが、扉の配置(『成功号』は運転台の直後に扉があり、左右非対称になっています)や屋根上のベンチレーターの有無など、結構違いがあります。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 機回しが終わると、ヘッドマークも前後に付け替えます。連結してから発車までの時間が短いので、結構慌しい作業でした。 
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 参加者のうち、Hさんたちは乗車せずに車で追いかけて撮影していたので、私も復路は車に便乗させてもらい、撮影することにしました。列車は全体的にスピードが遅く、距離は短くても自動車ならすぐに追い越せます。
 この何ともいえない雰囲気、模型にしたくなるような編成です。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 簡単にいうと、烏樹林糖廠の路線はラケット状になっており、復路は途中で分岐して往路と異なる場所を通ります。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 後追いでも撮影。私達も車内から撮られていました。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 駅手前の降車ホームで乗客を降ろし、烏樹林駅へ戻るところです。復路も乗車していた参加者の方々は、駅への入線を撮るべくダッシュしていました。それで間に合ってしまうので、この列車がどれくらいの速度かはお察し頂けると思います。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 駅に戻った列車は入換を行い、「勝利号」「成功号」は展示用の線路に戻されました。このままここで展示されるのかと思うと、再び動き始めました。 
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 先に「勝利号」が機関庫の中に入れられている間、順番待ちの「成功号」でちょっとした撮影会になりました。この姿で走るところも見てみたかったですが、まだ自走できないので今日は形式写真の撮影だけで我慢です。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 機関庫に格納された「勝利号」と「成功号」。あたりが薄暗くなり始めたこともあって、ものすごくいい雰囲気になっていました。
烏樹林糖廠(2011.12.31)

 私の2011(平成23)年の「鉄納め」は、こうして充実した内容で終わりました。翌日つまり1月1日は午前便で帰国し、その足で阪堺電車に向かい、「鉄初め」となりました。いつになっても、やっていることは変わらないというわけです…。

 2日間にわたり、楽しい貸切を企画・実現して頂いたGP7500さんに、この場を借りて御礼申し上げます。
 
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