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442:台湾火車道楽⑤蒜頭糖廠の巡道車

2012/01/16 (Mon) 23:07
 台湾の製糖工場(糖廠)で今なお稼動しているのは数えるほどになりましたが、操業を停止した工場のうち6か所(烏樹林、渓湖、蒜頭、新営、高雄(橋頭)、南州)では、サトウキビ運搬用のトロッコ列車を観光用に整備して運転し、好評を博しています(南州は現在運転休止中)。
 そのうちの蒜頭糖廠で、12月30日に巡道車(モーターカー)を知人GP7500さんがチャーターされ、私も参加させて頂きました。

 発車地点の蒜頭駅で居並ぶトロッコ列車。軌間762mmが新幹線(1435mm)の半分ということで、台湾ではこの手の軽便鉄道のことを「五分車」といいます。客車はサトウキビ運搬用貨車を改造したものです。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 乗車できる線路の長さは各工場によって異なりますが、この蒜頭は蒜頭駅を挟んで場外へ出て行くのと工場内を周る線路があり、距離は長い方です。終点が片やスイッチバック、片や機回し線のない行き止まりなので、列車はプッシュプルで運転されています。工場内を周って蒜頭駅に戻る途中で正門の前を横切り、併用軌道のようになっていますが、ここで降車を行うこともあります。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 トロッコ列車の他にも怪しい車両が色々とあり、中には放置されているものもありますが、その中で一際目立つのが客車よりも車体の小さいモーターカーです。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 これは「巡道車」というもので、製糖会社の役員など幹部や訪問者がサトウキビ畑を視察に行く際に乗る車両です。他の糖廠にもいますが、それぞれ形状が異なり、どれも個性の強い外観なので非常に印象深い車両です。
 私たちの貸切の前に、欧米人の団体がこの巡道車に乗っていました。車内はかなり窮屈そうでした。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 いよいよ私たちの番です。運転士さんと周囲を監視する係員さんのツーメン体制で、まずは工場を出てすぐの小さい鉄橋に停めて、思い思いの構図で撮影します。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 そのうち、後から警笛が。後から発車してきたトロッコ列車が追いついてきてしまいました。一旦工場内に引き上げ、別の線路に移ってトロッコ列車を待避します。ポイントが全て手動なればこそできることです。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 後から来た列車は客車が1両だけで、折り返してきたときもこのまま逆走してきました。旅客が少ないからかこれも貸切なのかはよく分かりません。ただ、1両だけでもガイドさんが乗り込んで、大音響で五分車や砂糖についての解説をすることに変わりはありませんでした。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 撮影に適した場所に来ると、台湾側の参加者のHさんが運転士さんに停車するよう頼んでくれます。1本だけ咲いていた桜?の前でも停車。Hさんは相当前から「もう少し行ったところで停めて」と頼んでいましたが、沿線を知り尽くしていないとできないことです。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 
 ここが終点です。ここから1kmもしないところ(右の道路の突き当たり)に高鐵嘉義駅があり、蒜頭へ行くには嘉義駅からタクシーが便利で10分もかからず、時間があれば歩いてでも行ける距離です。ご覧のとおりこの先に障害物があるわけでもなく、この線路を嘉義駅まで伸ばしてくれたら訪問しやすくなるのに…と皆で言っていました。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 巡道車は小柄な車体ですが両運転台で、運転方法は自動車と同じ、つまりレールバスです。台湾の参加者の皆さんが「南部縦貫鉄道と一緒」と説明してくれました。台湾で南部縦貫の名前を聞くとは…。メーターがありませんでしたが、思ったよりもスピードが出ました。その分振動も激しくなりますが。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 工場構内に戻ると、またHさんから停車依頼が。トイレの真正面で、別に景色のいいところでもないのになぜ?と思うと、洗面台の鏡に巡道車の全体が映るので、面白い写真が撮れるとのことでした。もう脱帽です。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 工場といっても今では稼動しておらず、観光スポットになっているので、構内には木や芝生がたくさん植えられています。その中で停まると、台湾というより、何かの本で見た東欧あたりの森林鉄道を連想させる風景になります。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 もう片方の終点手前でスイッチバックして、工場も入れて1枚。
蒜頭糖廠(2011.12.30)

 大満足のうちに貸切は終わりました。GP7500さんによると、これだけの内容で貸切運賃は1,500元(約5,000円)だったそうで、要員手配の関係で前日までに現地へ言って申し込まないといけない以外は非常に手軽な貸切でした。幹事のGP7500さんや案内して頂いたHさん他、台湾の皆さんには感謝あるのみです。

 正門前に保存されているSL368号。これが復活でもしてくれたら、また蒜頭に行かなければならなくなります…。 
蒜頭糖廠(2011.12.30)

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