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580:富山地鉄10020形撮影会(後編)

2013/05/23 (Thu) 15:18
 富山地鉄10020形撮影会の続きです。

 立山から寺田に戻り、今度は本線に入ります。ここでも降車ができ、スイッチバックのため転線するところを撮影できました。このために「アルペン特急」のヘッドマークを付け、方向幕も「アルペン特急 宇奈月温泉」になっています。これだけを見ると、やらせなのにやらせでないように見えるのが、このイベントのいいところです。
寺田(2013.5.19)

 スイッチバック駅の上市では、上市折り返し電鉄富山行きと宇奈月温泉から来た先発の電鉄富山行きの14760形と並びました。「雷鳥色」の3並びこそ、私の思う富山地鉄のイメージそのものです。
上市(2013.5.19)

降りたのは電鉄魚津、ここが今回のハイライトとなります。到着すると乗務員がすぐにネタの仕込みにかかります。
電鉄魚津(2013.5.19)

 電鉄魚津は富山県で初、そして今のところ唯一の高架駅で、駅ビル内には店舗も多数入居していたそうですが、これらは15年ほど前に全て閉店し、これだけの大きいビルが今では3階の駅部分しか使用されていない状態になっています。ビル自体も老朽化し、左側に建設中の新駅舎が6月上旬に使用開始すると、取り壊されることになってます。
電鉄魚津(2013.5.19)

 ハイライトというのは、この駅ビルの屋上(当然普段は立入禁止)から高架線を走る電車を撮影することで、10020形は一旦新魚津まで行ってから、撮影用に折り返してきます。屋上の新魚津側にはビル解体用の足場が積み上げられており、これを避けてアングルを決めようとしている最中に、事もあろうに10020形がやってきました。しかも横のJR北陸本線を走る「はくたか」と並走というおまけ付きを撮り逃がしてしまい、これは間違いなく今年の鉄道趣味活動で最大の痛恨事になり、今思い出しても悔しいです。
 ただ、このアングルからは二度と撮影できないので、10020形が戻ってくるまでにも定期の電車が来るので、気を取り直して撮影を続けます。この写真は西魚津側を見たものです。
西魚津~電鉄魚津間(2013.5.19)

 京阪特急色の10033Fも撮影できました。 
電鉄魚津~西魚津間(2013.5.19)

 そして上市から戻ってきた10020形。寺田で付けていたものとは別の、宇奈月温泉行き特急を表示しています。最初は上の写真のように、周囲の風景も入れて撮影しようとしていたのですが、これを見てアングルを変えました。
西魚津~電鉄魚津間(2013.5.19)

 10020形は再び、新魚津から上市に向かいます。先ほど撮れなかったアングルで撮影。横のJRに鈍行でもいいので何か列車が来ないかと思ったのですが、そこまで甘くはありませんでした。
新魚津~電鉄魚津間(2013.5.19)

 続いて来た宇奈月温泉行き普通は10031Fでしたが、よく見ると方向板を付けています。これもアップで撮影しました。10030形はワンマン化改造ざれるまでは特急にも使われていたので、「アルペン」や「うなづき」は付けているところを私も実際に見たことがありますが、普通用円板は初めてではないでしょうか。意外によく似合っていると思います。
西魚津~電鉄魚津間(2013.5.19)

 撮影も終わり、再び10020形に乗車して移動します。
西魚津~電鉄魚津間(2013.5.19)

 乗車の前に、「サンダーバード」との並びを撮影。「はくたか」との並びには及びませんが、少しでも取り戻そうとしたわけです。
電鉄魚津(2013.5.19)

 次の目的地は電鉄黒部、ここで行程も折り返し地点となります。後続の特急「うなづき」5号を見送ってから、留置線に入ります。10020形の停車している1番線は普段は使用されていないので、この時点で既にレアシーンになっていたりします。
電鉄黒部(2013.5.19)

 電鉄黒部は前身の黒部鉄道時代の車庫が今でも留置線として残り、夜間滞泊に使用されています。ここで再び撮影会となりましたが、乗務員が黒い画用紙を取り出し、何をするのかと思うとこれで方向幕を隠してしまいました。これに方向板を付ければよりオリジナルに近くなります。実際には10020形は登場以来、色々手を加えられているものの雰囲気は十分、京阪のイベント列車みたいな仕込みの数々は、恐らく地鉄の職員さんも楽しんでやっているだろうと思わせるものでした。
電鉄黒部(2013.5.19)

 特急「うなづき」10号の到着後、再び1番線に入ってきます。 
電鉄黒部(2013.5.19)

 電鉄黒部からは富山方面へ折り返し、1駅だけ乗車して電鉄石田で降りました。ここから希望者は沿線での撮影のため歩くことになります。このあたりから雨が降ってきました。これからというのに…。 
電鉄石田(2013.5.19)

 電鉄石田駅から雨の中を歩くこと15分ほどでたどり着いたのは片貝川鉄橋。富山地鉄を舞台にした映画「RAILAYS 愛を伝えられない大人たちへ」にも登場する場所だそうで、晴れれば立山連峰をバックで撮影できるのですが、雨では山が綺麗に見えないので、普通の走行写真にしました。地鉄では山バックの真横から撮影することを想定していたようで、方向板は取り付けられていませんでした。
電鉄石田~経田間(2013.5.19)

 振り返って後追いでも1枚、ここに来て、走行写真はクハ174が先頭のものばかりで、モハ10025が先頭に立つのをあまり撮影していないことに気付きました。
電鉄石田~経田間(2013.5.19)

 撮影後、再び10分ほど歩いて経田駅に来ました。ここから再び10020形に乗るのですが、到着まで時間があるので駅舎を撮影して時間をつぶします。富山地鉄には寺田や越中三郷、東三日市といった味わいのある駅舎が多く、この経田も元は黒部鉄道石田港線(昭和15〈1940〉年廃止)の石田港駅駅舎を移築したものだそうです。
経田(2013.5.19)

 先ほど撮影用に走ってきた10020形は新魚津で折り返し、再び電鉄黒部へ行ってから経田へ戻ってきます。電鉄黒部へ行く回送を駅前で撮影できました。今度は撮影用ではないので、全速力ですっ飛ばして行きました。
経田~電鉄石田間(2013.5.19)

 経田から10020形に乗り、上市まで来ると、電鉄富山~上市間折り返し列車に運用されていた京阪特急色10033Fのお出迎えです。次の撮影地へ行くには、こちらに乗り換えて先回りします。 
上市(2013.5.19)

 10033Fで向かったのは越中荏原、ここから超有名撮影地の常願寺川鉄橋へ歩きます。ほどなくやって来た10020形は、電鉄桜井(現在の電鉄黒部)発電鉄富山行き急行になっていました。この板も、先ほどの特急板と同じくレプリカだと思います。
越中三郷~越中荏原間(2013.5.19)

 越中荏原駅に戻ると、10020形が待っていました。発車までは時間があり、駅の横からクハ174やモハ10025の形式写真が撮影できました。
越中荏原(2013.5.19)

 アルペンエクスプレスこと特急「うなづき」12号を待避。
越中荏原(2013.5.19)

 続いて上市行きの普通と離合して発車となりますが、この上市行きが14722F、しかも有峰口のときと同じく方向板付きでした。最後の仕込みネタがこれでした。
越中荏原(2013.5.19)

 10020形で稲荷町へ移動し、ここでお流れ解散となりました。最後に、車庫に入庫する10020形を撮影して、10020形、そして私たちの充実した長い一日が終わりました。稲荷町からは定期電車で電鉄富山まで戻れることになっています。
稲荷町(2013.5.19)

 今回のイベントは、ただ電車で移動して撮影するだけのものでしたが、それでここまで楽しませてもらえるとは、さすが路線規模の大きい地鉄だけのことはありました。これだけややこしい行程ではダイヤ設定なども大変だったのではと思うのですが、職員さんも楽しんでやっていたような節があり、参加者も多かったので、ひょっとしたら次もあるのでは…と、あらぬ願望を抱いてしまいました。10020形使用のイベントはミステリー列車などで何度か行われていますが、天気のこともあり、これはぜひ第2回もお願いしたいと思います。
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579:富山地鉄10020形撮影会(前編)

2013/05/21 (Tue) 20:37
 京阪や西武からの譲受車両が幅を利かせている感のある富山地鉄ですが、14760形や10020形といった自社発注車両も頑張っています…と書き出しを考えていたのですが、押しも押されもせぬ地鉄のスター14760形はともかく、かつての花形10020形は現在、1編成のみが残り、ワンマン化もされず、平日朝に上滝線で限定運用されるだけになっていました。これを一度撮影に行こうと思っていたところ、5月18日に地鉄主催の撮影会が行われるとのことで、貴重な機会なので参加してきました。
電鉄富山(2013.5.19)

 朝7時に電鉄富山駅集合と、朝に弱い私には少々辛い行程でしたが、10020形が入線してくるのを見ると、眠いなどとは言っていられません。編成は(←電鉄富山)モハ10025-モハ10026+クハ174で、普段もこの3連で上滝線の運用に入っているのですが、4月から増結されているクハが14760形と同形のクハ175に変更されており、整った編成で見られるのは久々のこととなりました。
電鉄富山(2013.5.19)

 早速、色々な車両との顔合せが始まり、駅停車中から撮影意欲の湧くシーンの連続です。
電鉄富山(2013.5.19)

 電鉄富山駅名物の方向板保管スペース。10020形は方向幕が装備されており、今では方向板を使うことはまずないのですが、係員が板を何枚か運転台に積み込んでいるのが見え、これからに期待が高まります。
電鉄富山(2013.5.19)

 と思っていたら、停車中から方向板や幕表示を色々と変えて撮影会が始まりました。特急「うなづき号」から替えられたのは「うなづき号」、何で同じものをと思っていたら、社員さんが「よく見て下さい」と言うのでよく見ると、デザインは一緒でも色が違っていました。地鉄も奥が深いです。
電鉄富山(2013.5.19)

 横に入ってきた14720形との並びを撮影していると、発車時間が近づいたので車内に移動します。この14720形は、その後もあちこちの場面で脇役として10020形と顔を合わせることになります。
電鉄富山(2013.5.19)

 行程は「ミステリー」とされていましたが、まずは寺田経由で立山まで運転されます。受付の際に渡された行程表をもとに車内でも説明があり、交換駅ですれ違う列車の車番まで案内されたのには驚きました。
 交換駅ではある程度(数分以上)の停車時間がある場合は扉が開き、おかげでこのような並び写真も撮影することができました。
五百石(2013.5.19)

 立山では到着後、留置線(3番線)へ引き上げて、ここで撮影会となりました。本音をいうと、横の4番線に置いてくれた方が撮影には好都合なのですが、この後4番線には特急「アルペン」4号が入線することと、運転台見学が行われるため、ここからは動かせないのは仕方ありません。
立山(2013.5.19)

 運転台見学は留置線横の駐車場が、ちょうどプラットホームと同じくらいの高さなので、ここから車内に入って見るというものでした。運転台にショベルを備え付けてあるのが、いかにも雪国の鉄道らしいです。
立山(2013.5.19)

 「アルペン」2号は元西武レッドアロー16011Fでした。これが4番線に入ると、早速並び撮影会が始まります。
立山(2013.5.19)

 本線で朝2本だけ運転される快速急行や、旧デザインの特急板(見た目が非常に綺麗だったので、レプリカと思われます)まで出てきて、デジタルなので枚数をそれほど気にせず撮影していますが、これがフィルムだったら後で足りなくなって大変なことになること間違いなしです。
立山(2013.5.19)

 発車時間が近づいたので駅に戻り、続いて駅に入ってきたクハ174の車内を撮影。冒頭で、朝の3連での増結車両がクハ174からクハ175に交代したと書きましたが、聞けばクハ174が旅客を乗せて走るのは今日が最後で、この後は予備車扱いとなり、検査期限が切れた時点で廃車されるそうです。
立山(2013.5.19)

 立山からは10020形ではなく、左の16013F「アルプスエクスプレス」に乗って先回りします。
立山(2013.5.19)

 降りたのは有峰口、ここで後からやって来る10020形の入線を撮影します。立山連峰をバックにできるものの、線路の後ろが墓場なので、アングル決めにはかなり苦労させられるのですが、狭い構内踏切に30人くらいが固まったのでアングルについてどうこう言っていられなくなりました。
有峰口(2013.5.19)

 有峰口では立山行き急行と交換のため、4分程度停車します。で、やってきた急行は14722F、よく見たらこれにも方向板が付いていました。急行なのに普通板なのがご愛敬ですが、これも地鉄さんの仕込みで、この後も方向板ネタが色々出てきて驚かされることになります。ちなみに、この写真は係員立会いのもと線路の中から撮影したもので、普段このアングルから撮ろうとすると、間違いなく無断侵入と列車往来妨害になります。
有峰口(2013.5.19)

 長くなりますので、この続きは別エントリーにさせて頂きます。

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578:大阪市営地下鉄開業80周年

2013/05/20 (Mon) 00:22
 今年の5月20日で、大阪市営地下鉄は御堂筋線梅田~心斎橋間が開業してから80周年を迎えます。
(2013.5.16)

 これを記念して、5月1~24日の間、大阪市役所前で地下鉄開業当時の電車105号車を展示しています。105号は普段、緑木検車場で保存されているのですが、これをわざわざトレーラーで運んできたもので、たとえ文化的であっても儲けにならない事業は情け容赦なく切り捨てる現市長が、よくこんなことをOKしたなぁと驚きながら見てきました。
(2013.5.14)

 場所は淀屋橋駅近くの市役所正面玄関前で、御堂筋に面した一等地、当然注目の的になります。周囲にロープが張ってあるとはいえ、警備員が2名体制で見張りをしています。
(2013.5.14)

 残念なのは台車がないことで、トレーラー搬送用の台車(つまりタイヤ)を付けたまま展示しており、このままではチョロQみたいになるので、台車周りは覆いで隠されていました。
(2013.4.27)

 これも残念なことに車内の公開はなく、外から見て回るだけですが、車内は毎年11月頃に緑木検車場で開催される「大阪市営交通フェスティバル」でも公開されます。 
(2013.4.27)
 
(2013.4.27)

 人通りの多い場所にあるので、立ち寄って見ていく人が思った以上に多かったですが、独特の安全畳垣は知らない人のほうが多いようで、私がいる間も「これ何やろ?」という声をよく聞きました。
(2013.4.27)

 なぜか、市役所の玄関には一切案内がなかったのですが、玄関ロビーでは地下鉄80周年と京阪の淀屋橋延伸50周年の記念パネル展が行われていました。地下鉄は梅田~心斎橋間、京阪の天満橋~淀屋橋間の建設工事から開業当初までの写真が見られました。 
20130516_152551.jpg

 加えて、地下鉄と京阪の乗車券や沿線案内、使用されていた部品などが少しだけですが展示されていました。
20130516_152528.jpg

20130516_152615.jpg

 今思い返してみると、地下鉄については50周年のときの方がイベントは盛大で、当時私は小学校低学年でしたが御堂筋線で走った10系使用の記念電車、心斎橋大丸(そごうだったかもしれません)での記念展、テレビ大阪で毎週土曜日に放送された記念番組「GOGO地下鉄50歳」、記念ソング「地底のランナー」、ペナントや下敷きといったグッズの数々など、今でもはっきり覚えています。次にこの規模のイベントが行われるとすれば100周年でしょうか。そのとき私は還暦間近、気を長くして待つしかなさそうです。

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577:大阪市営交通110周年

2013/05/19 (Sun) 23:28
 今年は大阪市営交通(市電開業)110周年と、地下鉄開業80周年にあたり、各種行事が行われていますが、今までになかったイベントがあります。大阪市交通局では市電や地下鉄の保存車を多数持っていますが、そのうち2両を保存場所から搬出して展示しています。

 市営交通110周年記念事業のプレイベントとして、今年が市電霞町線(恵美須町~霞町間、昭和41[1966]年廃止)開業100周年にもあたることから、新今宮駅前のスパワールド横に森之宮検車場で保存されていた2201号を搬送して展示しています。展示は4月20日~5月18日の間で、期間中の土日には車内も公開されています。
(2013.4.27)

 展示場所は市電天王寺車庫(通称:霞町車庫)のあったところで、市電に縁が深い場所ではあるものの、如何せん新世界なので、こんなところに電車を置いて安全面で問題ないのかと思いましたが、平日に行ってみると、警備員がちゃんと張り付いていて一安心です。場所としては非常によく、通天閣と絡めるなど、色んな角度で撮影できるのが嬉しいです。 
(2013.4.27)

 2201形は昭和29(1954)年製で、11両が製造されましたがメーカーは日立製作所、富士車輌、帝国車両と3社に分かれ、この2201号は日立製です。調べてみれば2201形は今里車庫に配置され、昭和40(1965)年にワンマン化改造されて港車庫に転属したとあり、天王寺車庫にいたことはなかったようですが、廃止後も他社への譲渡がなく2201は大阪市電初のワンマンカーとして保存され、今もその姿を見られるのは有難いことです。
(2013.5.18)

 展示場所の関係で順光で撮影できるのは午前11頃までで、午後は反対側が順光になるものの、こちらは車内公開がないときは入ることができません。また、土日は周囲に幟を立てられるので、綺麗に撮影したい場合は平日の午前中に限られます。
(2013.5.16)

 土日に行くと、交通局の職員が2201の周囲で「市電を展示しているので見て行って下さい」と盛んに呼び込みをしていました。こんなところに電車があると人目をひくのは当然ですが、車内に入ってみるといるのは同業者と子供連ればかりというお決まりのパターンでした。 
(2013.5.18)

 運転席も入り放題でした。
(2013.5.18)

 2201形は市電全廃1年前の昭和43(1968)年にワンマンカー運行区間廃止により休車となったそうですが、車内に入って驚いたのは、その時点での案内表示や広告などがそっくりそのまま残されていたことで、他の保存車ではレプリカなどを入れるところが全て本物、写真や乗車券の展示がなければ45年前の車内そのものでした。
 路線図は市電の路線がかなり整理され始めた頃ですが、地下鉄も中央線の途中区間が未開通、堺筋線や千日前線ですらまだ影も形もないのが時代を感じさせます。
(2013.5.18)

 車内での注意事項です。禁止事項として「粗野又は乱暴な言動で他の乗客に迷惑をかけること」「喫煙又は飲食をし、もしくはたん、つばを吐くこと」などとあるのを見ると、昔も今もマナーの悪い人間というのは変わっていないと思わせられます。
(2013.5.18)

 市電廃止のお知らせ。昭和43(1968)年9月30日の福島西通~百済間と芦原橋~出島間廃止に関するものです。
(2013.5.18)

 市電廃止当時も多くの記念行事が行われたそうで、この「市電展」は父親から見に行ったと聞いたことがあります。大変な混雑だったそうで、市電廃止が別に電車に興味があったわけでもない父のような一般市民も巻き込んだ一大行事だったことが想像できます。
(2013.5.18)

(2013.5.18)

 市営観光バスは利用客減少のため、平成20(2008)年3月限りで廃止されました。
(2013.5.18)

 何といっても、これに一番時代を感じさせられました。
(2013.5.18)

 車内公開がある時間帯は、このように周囲にも昔の写真が展示されます。車内を見学した後、2201形のペーパークラフトを記念にもらって帰ってきました。
(2013.5.18)

 この展示自体は非常に面白い企画だと思うのですが、できればいつもの緑木検車場だけでなく、この2201を初めとした森之宮車両工場の保存車も定期的に公開してほしいと思います。

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576:京阪6000系30周年&淀屋橋延伸50周年

2013/05/14 (Tue) 10:24
 旧3000系がいなくなった後の京阪は、気が抜けたように何もなく趣味的にも見るものがない…はずがなく、その後もいくつかイベントが行われています。

・6000系登場30周年
 今年で6000系がデビュー30周年を迎えるのを記念して、4月1日~5月31日の間、全編成に計4種類のヘッドマークを掲出しています。
 このマークは、1種類につき3~4編成ずつ掲出されており、日中でも1時間半ほど待っておれば、まず4種類とも撮影できます。

6001・6002・6004F
千林~森小路間(2013.5.14)

6003・6005・6007F
千林~森小路間(2013.4.25)

6006・6008・6009・6010F
千林~森小路間(2013.5.14)

6011~6014F
千林~森小路間(2013.5.14)

 この中で個人的に注目しているのが6014Fで、6000系でありながら7000系と同じ顔を持つ6014にも、ヘッドマークがついています。ちなみに、6014自体は製造後20年しか経っていません。この一方で、6014には先代がおり、インバータ試作車だったために7000系に編入されて7004となっています(入れ替わりに7000系と同じ車体で作られたのが現在の6014です)が、こちらは今や6000系ではないのでマークは付いていません。7004にしてみれば、実車齢よりも若く見られて喜んでいるのか、元が6000系なだけに仲間外れにされたと思っているのか、どちらなのでしょうか。 
京橋(2013.4.25)

・淀屋橋延伸50周年
 4月15日に、天満橋~淀屋橋間が延伸されて50周年を迎えたのを記念して、4月15日~5月31日の間、2600・3000・8000系の各トップナンバー編成にヘッドマークが掲出されています。
千林~森小路間(2013.5.14)

 このイベントは、5月20日に開業80周年を迎える大阪市営地下鉄との共同イベントとなり、スタンプラリーやパネル展などが行われています。
千林~森小路間(2013.5.14)

 それにしても、3000系はマーク取り付け部分の周辺が白いので、遠目に見えてきても、近づいてくるまでマークが付いているかどうかが判りづらく、撮影には気が抜けません。
千林~森小路間(2013.05.25)

 ヘッドマークに描かれている1900系が引退してから5年になりますが、もし今も1900系がいたら、京阪はまた派手なイベントをしていたことでしょう。
京橋(2013.4.25)

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575:琴電旧型電車GW特別運行

2013/05/11 (Sat) 10:23
 毎年恒例の高松琴平電鉄(琴電)旧型電車のゴールデンウィーク特別運行が、今年も5月4~5日に実施されました。旧型電車自体は毎月1回、定期的に運転されていますが、こちらが大抵2連での運転なのに対し、GWなど年に4回ほど、特別運行として3~4両で運転されるので、最近はこの日を狙って行くようにしています。

 5月4日は水島臨海鉄道キハ20形を撮影してから高松に行ったので、旧型は琴平から高松築港へ帰ってくるところだけが撮影できました。
 この日は(←琴電琴平)120+500+300+23の4連でした。
羽床~滝宮間(2013.5.4)

 琴電の電車は検査を受けるとパンタから台車まで綺麗に塗装し直されるのですが、久しぶりに見た4両は、出場したてなのではと思うほど下回りが綺麗なままでした。普段は動いていないことがよく分かり、車齢を考えるとそれがいいのか悪いのかは何とも言えません…。
羽床~滝宮間(2013.5.4)

 いつもなら高松築港に戻ってきた後、仏生山検車区へ回送となることもあるのですが、今回は臨時列車仏生山行きとして客扱いしました。旧型電車用のレトロ風方向板も、「生山」となっているのが泣かせます。
太田~仏生山間(2013.5.4)

 今回は旧型の他に、現在主力となっている元京急の車両にもスポットライトが当てられ、4日には長尾線用1300形の1305Fが琴平線で6往復運転されました。京急時代をイメージしたヘッドマークが付けられるのですが、高松築港側の1306に掲出された「マリンパーク号」は京急で保管されていた本物だそうです。
空港通り~仏生山間(2013.5.4)

 一方、琴平側の1305は曲者で、列車毎にマークが取り替えられ、午後から高松入りしたもので、全てを撮影することができませんでした。撮影できた順に並べていきます。
 まずは「快特(快速特急)」。 
仏生山(2013.5.4)

 「琴電琴平」デザインは京急風ですが、当然これは琴電で作られたものです。
羽床~滝宮間(2013.5.4)

 続いて京急風「高松築港」。
太田~仏生山間(2013.5.4)

 最後にもう一度、「快特」が付きました。結局、私が撮影できなかったのは、午前中に付いた「通勤快特」と「特急」の2種類です。
仏生山~太田間(2013.5.4)

 翌5日は編成が少々変わり、(←琴電琴平)300+23+120+500となりました。それはいいとして、琴電の旧型を撮影していていつも思うのは、春から夏にかけてのイベント列車では非冷房で窓が開いているのをいいことに顔や手を出すバカが数人湧いてくることです(この写真でも500の窓から顔を出しかけているのがいます。見ればいい年こいた大人でした)。バカは死んでも治らないといいますが、バカでも事故で死なれると旧型の運転が中止されてしまいます。警告、死にたいなら他人(や鉄道会社)に迷惑をかけないところでやりなさい。
三条(2013.5.5)

 300の茶色一色も塗り替え当時は感動しましたが、そろそろ他の3両と色を合わせてくれてもいいかなぁと思います。他の3両も茶色にするというのもありかと思ったものの、120と500はともかく23は琴電でこの色になったことはないので、やはりツートンカラーが自然なところでしょう。 
三条(2013.5.5)

 旧型は4連で高松築港から琴平まで来た後、高松側の2両が解放されて琴平~滝宮間を往復します。4日の300+23は撮影できませんでしたが、5日は120+500を撮影できました。レトロ風方向板にはなぜか「瀧宮」がなく、丸ゴシック体で「滝宮行」と、少し前まで使われていた方向板と同じフォントのものでした。
榎井~羽間間(2013.5.5)

 琴電に来るのも久しぶり、撮影地は大体頭に入っているつもりでしたが、光線状態が思っていたのと違うことが多く、順光になるはずの場所がことごとく外れてしまい、かつて通い詰めた高松ですら勘が鈍ったのを痛感させられました。悲しいです…。 
榎井~琴電琴平間(2013.5.5)

 最後の仏生山行きは昨日と同じ場所で撮影しました。これも他にいい場所を思い付かなかったからで、これは以前からそうなのですが、この場所に来る同業者も年々増えてきているように見えます。
太田~仏生山間(2013.5.5)

 5日の元京急の主役は1070形1071F+1073Fです。1070形自体は10年ほど前まで普通に運用されていた車両で、琴平線に非冷房車がいた頃は夏場の主力(ちなみに、1070形は琴電初の冷房車です)だったので、私には珍しくも何ともない車両なのですが、気が付けば予備車のようになり、1075Fが廃車されていました。
一宮~空港通り間(2013.5.5)

 1070形は元京急600形で、正面と車内は大改造されているものの側面は快特に使われていた頃の面影を残しており、4連になると結構迫力があります。
三条(2013.5.5)

 ということで側面がちに撮影してみました。珍しくも何ともないといいつつ、動いている1070形を見るのは私も2年ぶりです。
榎井~羽間間(2013.5.5)

 最後は仏生山から2連になり、高松築港から一宮行きとなって、仏生山で車両交換してお開きとなりました。
太田~仏生山間(2013.5.5)

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573:一畑電車訪問

2013/05/09 (Thu) 23:35
 水島臨海鉄道の次に一畑電車を載せると、倉敷から「やくも」に乗って移動したと思われそうですが、これは前に行っていたのを書き忘れていたので、偶然このタイミングでUPすることになったものです。

 先日、久しぶりに一畑電車を訪問してきました。お目当てはこの2102Fで、一畑グループ創立100周年記念イベントの一環として、旧塗装(これはデハ1形など旧型車のうち自動扉だった車両と、70・80形など西武鉄道からの譲渡車に塗られていた色で、一畑の現有車両がこの塗装になったことはありません)に塗り替えられて、昨年12月1日から運用に入っています。
長江~朝日ヶ丘間(2013.4.22)

 12月に登場してから4月まで訪問が5か月も空いたのは、寒かったからというのもありますが、もう一つ見たかった列車があったからです。平日に片道1本だけ運転される松江しんじ湖温泉発津ノ森行き急行で、昨年7月に新設されました。これとセットで訪問しようと思っていたのが、なかなか平日に休みが取れずに今までずれ込んでしまいました。
 この急行は、電鉄出雲市から来た特急「スーパーライナー」4連のうち2連を切り離して運転されるので、車両は5000系であることがすぐに分かるのですが、津ノ森に到着するとすぐに車庫のある雲州平田へ回送されます。それなら雲州平田行きにすればいいと思うのですが…。行先表示は方向幕の下に、ラミネートでパウチしたワープロ打ちの紙をぶら下げただけで、これはどこで撮影しても逆光、しかも後追いで撮影しようにも後部には行先が表示されないという、撮影する側には何ともつきあいにくい列車です。 
長江~秋鹿町間(2013.4.22)

 急行で運用された5009Fに続いて、5010Fも定期列車で電鉄出雲市へ戻っていきます。一畑口での交換シーンを撮ろうと待っていると、本来なら南海色の3008Fが来るはずのスジで、今日は運用がないはずの京王色2101Fがやってきました。
一畑口(2013.4.22)

 私が車両運用を知っていたのは駅で聞いたからではなく、この4月から一畑電車の公式サイトで京王色(2101F)・南海色(3008F)・旧塗装(2102F)と「のんのんばあ」ラッピング編成(3006F)の運用が公開されるようになったからで、私の訪ねた日は2102Fはよりにもよって早朝に1往復しただけで入庫、京王色と「のんのんばあ」は運用なし、南海色だけが1日中運用と、南海以外は大外れの日でした。
 しかも気を緩めたすきに2102Fはとっとと雲州平田へ回送され、さすがに時刻表には回送列車の時刻までは載っていないのでみすみす見逃す結果になり、追いかけていって車庫でこのような写真を撮影するのが精一杯でした。
 そんな中で、デハニ50形が元気そうなのは何よりでした。
雲州平田(2013.4.22)

 迷惑だと思うものの、時刻表が当てにならないので、雲州平田駅に電話で聞くと、やはり公式サイト通りに走っていると言われました。しかし実際にはこのように南海のスジで京王が走っています。何か理由があって運用が変更されたのだと思いますが、このような急な変更には対応できないのは仕方なく、これから訪問される方はこんなこともあると思っておいた方がいいと思います。
布崎~雲州平田間(2013.4.22)

 この日、大社線では2104Fが運用されていました。今まで京王色やラッピング編成を追いかけていたので、綺麗な状態の一畑色の2100系を見るのはかなり久しぶりのような気がします。
 一畑では4月1日からダイヤ改正が行われ、出雲大社の遷宮に合わせて休日に電鉄出雲市~出雲大社前間の直通特急を新設したり、松江しんじ湖温泉からも出雲大社前行きの電車を増発していますが、訪れたのは平日なのでそのような動きとは関係なく、今まで通りの状態でした。
高浜~川跡間(2013.4.22)

 3000系も普通に運用されています。関西人としてはこの元南海ズームカーを応援している…というか、これを目当てに一畑を訪問しているのですが、車齢50年を迎えて相当ガタがきているように見え、更には塗装も整備されていないようで剥離やひび割れ、退色がひどく、綺麗に整備されている2100・5000系に比べて見劣りするのが非常に残念です。3000系と2100系の一部は車両置き換えが予定されており、整備がおざなりに見えるのもそのせいかもしれません。
布崎~雲州平田間(2013.4.22)

 夕方になって、南海色3008Fも運用に復帰しました。何か重大な故障でもあったのかと心配していたので、これで安心できました。
松江しんじ湖温泉~松江イングリッシュガーデン前間(2013.4.22)

 置き換え用の元東急1000系は、早ければ今年の秋ごろには一畑に入線する予定で、3000系もいよいよ引退に向けてのカウントダウンが始まります。

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572:水島臨海鉄道キハ20形

2013/05/07 (Tue) 19:24
 地方私鉄も以前のように平日ラッシュ時にしか走らないレア車両がめっきり少なくなりましたが、最近はイベント等で休日や昼間にも運転されることが多くなりました。
 その一つ、水島臨海鉄道キハ20形も、通常は平日朝夕のみの運用(ちなみに、キハ20の運転時刻は水臨公式サイト内の時刻表に記載されています)ですが、沿線での行事や団体客輸送のために昼間も登坂することがあり、いつか狙おうと思っていた矢先、5月3~5日に臨時運行が行われました
 これは5月2~4日に倉敷市内で開催された「ハートランド倉敷2013」にあわせたもので、10~12時台の列車を2運用ともキハ20形に置き換えるというものです。
球場前~倉敷市間(2013.5.4)

 2列車ともキハ20形ということは、列車を利用する限り、撮影したい車両に乗らないと別の場所に移動できなくなるわけで、5往復しか運用がないので痛いところですが、今まで何度か撮影したことはあるものの乗車は初めてなので、これもいい機会と思うことにしました。
(2013.5.4)

 キハ20形自体は島原鉄道や茨城交通でも乗車や撮影をしたことがあるのですが、記憶があやふやになっていて、キハ20形が半自動扉(閉扉時のみ自動)だというのに気付かず、途中駅で乗降する際に扉が開かず、自分で開けなければいけないことを理解するのに少し時間を必要としました。ワンマン化改造されていない(これが昼間に運用されない理由の一つです)ので車掌が乗務しており、運賃だけが記載された軟券の乗車券を発売していました。
(2013.5.4)

 2列車運用ということは、途中駅で離合シーンが見られます。これは普段の1列車運用では見られないもので、交換駅となる西富井・弥生(この2駅で1本おきに離合する)では、毎回必ず10人程度の同業者が集まっていました。私もそうですが、皆考えることは同じなのです。
弥生(2013.5.4)

 水島側の並びも押さえました。今回の運転では、(←水島・三菱自工前)キハ205+キハ203(国鉄色)とキハ204+キハ208(水臨色)と、同じ色同士で2連を組んで運転されていました。これまで私が国鉄色狙いで撮影に行くと、水臨色と連結されてばかりだったので、国鉄色の2連で走るのは初めて見ました。そういう点でも今回はよくぞ走らせてくれたと水臨には感謝感謝です。
西富井(2013.5.4)

 水臨は高架区間が長いこともあって、沿線での撮影地は球場前駅周辺か浦田駅付近くらいしかないのですが、私は今回、球場前を中心に撮影してみました。キハ205は最近、検査を受けたようで塗装が綺麗なのが写欲を湧かせます。一方、相方のキハ203は塗装はややくすみ始めていますが、本来は貫通扉に記載されるはずの車番が、なぜかこの車両だけ渡り板に書かれており、しかもそれが汚れて目立たなくなっているので、国鉄らしくなってこれもいい感じです。
球場前~西富井間(2013.5.4)

 水臨色も、最初は派手だと思っていたのが、今改めて見れば落ち着いた感じでキハ20形によく似合っていると思います。我ながら都合のいい解釈ですが、それだけ他に派手な塗装の車両が増えたということでしょう。
西富井~球場前間(2013.5.4)

 この写真を撮影した倉敷市~球場前間は、以前は田んぼが広がり、横を走る山陽本線とともにのんびり撮影できる場所と思っていたのですが、久しぶりに来てみると線路沿いに住宅が建ち並び始めており、どこでも撮影できるというわけではなくなってしまいました。
倉敷市~球場前間(2013.5.4)

 キハ20形の運用は、倉敷市12:20発水島行きで終わりです。これを倉敷市駅出発直後に撮影して、次の目的地へ向かうため倉敷を後にしました。
倉敷市~球場前間(2013.5.4)

 水臨も、近々譲渡車両によるキハ20形の置き換えが計画されており、そうなると現役で残るキハ20形は茨城交通改めひたちなか海浜鉄道キハ205だけになってしまいます。早いうちにまた再訪したいものです。

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571:能勢電鉄 開業100周年(その2)

2013/05/03 (Fri) 23:41
 能勢電鉄では創業100周年を記念して、3月16日に1550Fを開業当時の1形を模した塗装に復刻しましたが、それに続いて4月13日からは1560Fが、これも今はなき50形の白+青に塗り替えられて運用に入りました
 1550Fともども、山下~妙見口または日生中央間で運用されていますが、検査入場でもない限りは、どちらかの区間で走っているので、1編成ずつしかない割には捕まえやすいと思います。この日は1550Fは妙見口、1560Fが日生中央に入っていました。
日生中央~山下間(2013.5.3)

 100年前の1形はともかく、50形は昭和56(1981)年12月に川西能勢口~川西国鉄前間が廃止されるまで走っていたので馴染みのある人も多いと思いますが、私は廃線後の線路を見たことがあるだけなので初めて見るカラーリングです。正直、あまり似合っているとは思わないのですが、写真で見る実物の50形に比べると色が鮮やかすぎるのが原因かもしれません。
山下(2013.5.3)

 通常は山下まで行かないと見られないこれらの編成ですが、4月13日に1560Fのお披露目をかねて2編成を連結した臨時列車が運転され、川西能勢口駅での100周年記念キックオフイベントで展示された他、5月6日の「のせでんレールウェイフェスティバル」でも同じく臨時列車として運転されます。 
(2013.5.3)

 一方、1550Fも前にこのブログで採り上げた後に手が加えられ、窓枠をオレンジ色に塗って木枠のように見せ、正面の幌枠部分も緑色に塗られました。より1形に近づけようとしたのだと思われ、実際印象がかなり変わりました。
笹部~山下間(2013.5.3)

 復刻塗装車両が主役になる「のせでんレールウェイフェスティバル」の告知ヘッドマークが、一部の編成に掲出されていました。
(2013.5.3)

 1550Fの車内には昔の駅や車両の写真が展示されていましたが、今回乗車してみると、沿線で見られる花や行事の写真に変更されていました。昔の写真は1560Fのうち、1510の車内でのみ展示されています。私が鉄道ファンだからというのを除いても、100周年記念行事で今さら沿線のものを紹介するよりも、能勢電の場合はこの40年ほどで沿線風景が大きく変貌しているので、昔の姿を見せた方が注目を集めるのに…と思いました。
(2013.5.3)

 この他の話題では、前回訪問時は入庫していた3170F使用の装飾電車「のせでん春物語≪春との出会いは妙見の森で≫」が、この日は走っていたので画像を再掲します。
山下(2013.5.3)

 桜の時期も過ぎ、ヘッドマークも桜から菖蒲に変わっています。これは沿線に菖蒲が多いというわけではなく、端午の節句をイメージしたものだそうです。
(2013.5.3)

 この他、沿線のグルメイベントをPRするヘッドマークを付けている編成もありました。
山下(2013.5.3)

 このマークも少々手が込んでいて、川西能勢口側はフォークとスプーン、妙見口・日生中央側はお箸がデザインされていました。
(2013.5.3)

 近場とは言えども私の生活圏内からはやや離れるため、そう頻繁に足を運べない能勢電ですが、特別塗装にヘッドマークと、気を引くものが多いので、最近妙に気になる鉄道になっています。
山下(2013.5.3)

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570:さようならしなの鉄道169系

2013/05/01 (Wed) 23:44
 これまでにも度々イベント列車等で注目を集めてきたしなの鉄道169系が、遂に4月29日限りで現役を引退することになりました。私は今まで、長野電鉄か上田電鉄へ行ったついでに立ち寄るばかりだったので、最後くらいはしな鉄をメインに撮影してみようと、最終日の29日に「葬式鉄」と言われるのを覚悟で行ってきました。

 最終日は屋代~軽井沢間で2往復運転されることになり、それぞれに列車愛称が異なるという凝ったものですが、車庫のある戸倉から屋代への回送には早速、「急行志賀」のヘッドマークがついていました。
千曲~屋代間(2013.4.29)

 1本目の軽井沢行き臨時急行「志賀」です。これらの臨時急行には、乗車券の他に停車駅で発売される急行券(300円)を購入すれば乗車できますが、その急行券もこの日のために硬券で用意されていました。
屋代~千曲間(2013.4.29)

 見えにくいですが、軽井沢からの折り返しは「信州」でした。湘南色重連(←屋代 S52+S51編成)になっていますが、これまでS52編成のみが湘南色だったのを、あまりの人気のため、S51編成を坂城駅構内で保存することになり、それに備えて湘南色に塗り替えられたものです。4月6日の臨時急行「さかき」運転からお目見えしたので、2編成の湘南色が見られたのは1か月にも満たない短期間のみでした。
平原~小諸間(2013.4.29)

 2往復目の往路は、「ありがとう さようなら169系号」となり、戸倉駅でS53編成を連結して堂々の9連となります。屋代~戸倉間は6連で、途中で追い付けるので先にこちらも撮影に行くと、驚いたことにヘッドマーク類が一切付いていませんでした。単なる「急行」表示のみの湘南色6連、完全に国鉄時代そのもの(実際には色々と改造されていると思いますが)で、これには私鉄ファンの私ですら感動しました。
屋代~千曲間(2013.4.29)

 戸倉で連結作業中に、後続の電車で追い越しました。西上田でも快速待避のため30分以上停車し、しかも上田は通過するというすごいダイヤで、更には西上田では「西上田駅発行」と印刷された硬券急行券が発売されるなど、完全にお祭り騒ぎでした。戸倉からもヘッドマークは付けられず、雰囲気としては最高です。
西上田~上田間(2013.4.29)

 湘南色に比べると、どうしても注目度が低くなるしな鉄色のS53ですが、遂に晴れ舞台に登場です。
西上田~上田間(2013.4.29)

 西上田駅には駅員手製のメッセージが貼り出され、さらに感動を高めてくれました。碓氷峠廃止とともに引退したEF63が今もいたら、今回のイベントに華を添えていたでしょう。
西上田(2013.4.29)

 さて、軽井沢到着後、駅構内では撮影会が実施されました。30分しかないため、大混雑で会場に入れないことも覚悟していましたが、意外にスムーズに会場には入れました。入れはしたものの、この人垣では169系に近づけるのか不安になり、とりあえず現地で会った友人に脚立を借りて会場全景を撮影してみました。ホームからはテレビ局が私たちにカメラを向けていますが、この日に169系引退と撮影する鉄道ファンのマナーの悪さを採り上げたニュースがフジテレビ系列で放送され、その場でこの映像が使われていました。私は映っていませんでしたが、ファンのマナーの悪さを強調した割には、テレビ側もクルーが畑に侵入して撮影している姿をネットで暴露されるなど、見ていて後味の悪いものでした。
軽井沢(2013.4.29)

 やっとの思いで撮影した169系の並び。逆光もいいところですが、何しろ時間が短いのと、このようなシーンが見られるのも今日で終わりという強迫感なので、撮影している間は光線のことなど気にしていられませんでした。
軽井沢(2013.4.29)

 編成ごとに色の異なるヘッドマークが付いていました。この他、S52編成には緑色のマークがあったように思うのですが、撮影会では先頭に出てこなかったので、撮影はできませんでした。
(2013.4.29)

(2013.4.29)

 いよいよ最後となる屋代行き。この列車に乗車するには、朝から発売された専用の乗車券が必要だったのですが、屋代駅で購入した友人によると、早朝から駅前には長蛇の列ができ、しかもあっという間に完売してしまったそうです。私は西上田へ先行して撮影しましたが、9連を見通せる光線状態のいい場所のはずが、列車通過の数分前から太陽が雲に隠れてしまいました…。今思い出しても残念です。
 思うに、最後の運用をしな鉄色のS53を先頭にして走らせたところに、しな鉄の強いこだわりを感じましたが、これは気にしすぎでしょうか。
上田~西上田間(2013.4.29)

 次の電車で屋代に行くと、まだ169系が停車していました。 
屋代(2013.4.29)

 軽井沢発車時点でセレモニーでも行ったのか、運転台には花束が置かれていました。
屋代(2013.4.29)

 ヘッドマークの他に、横サボも編成ごとに違う色のものが掲出されていました。 
屋代(2013.4.29)

屋代(2013.4.29)

屋代(2013.4.29)

 屋代駅では18時から、169系お別れ記念セレモニーが行われ、社長あいさつなどが行われたのですが、私は帰りの「しなの」の時刻が迫ったので、残念ながら開始直後に現地を離れなければなりませんでした。
屋代(2013.4.29)

 長野電鉄2000系に続いて169系も引退してしまい、長野県も少々寂しくなりますが、幸いなことに両者とも静態ながら保存されています。あわよくば、数年後に両者がまた復活してくれたら…などと夢のようなことも考えてしまいます。長電もしな鉄も、それをやりそうな雰囲気の会社なので、あながち妄想と切り捨てられないと思うのですが。

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